年表



大正 8(西暦1919/皇紀2579)年

大正 7年 年表索引 大正 9年



1月15日
  • 鎮海軍港の境域を改める(海軍省令1号、1月15日公布、2月15日施行)
1月17日
1月18日
  • ドイツとの講和会議、パリにおいて開催される
1月24日
  • 海軍大学校支那学生規則を制定(達6号)。中国海軍将校に対し枢要の職務または高等指揮官たるに必要な兵学および学術を教授する。期間は約2年間
1月30日
2月18日
  • 旧ドイツ潜水艦U46、U55、U125、UC90、UC99、UB125、UB143、日本にむけ英国ポートランドを出航
3月 1日
3月19日
  • 艦船令を改正(軍令海1号、3月20日公示、4月 1日施行)。潜水艇を潜水艦に改める。通信長・運用長・副砲長を置く。駆逐艦・潜水艦に航海長・水雷長・機関長・分隊長を置き、駆逐艦にさらに砲術長を置く
3月20日
  • 艦艇類別標準を一部改正(達26号、4月 1日施行)。潜水艇を削り、潜水艦を加えて一等ないし三等の等級を付与する
3月24日
  • 艦隊令を一部改正(軍令海2号、3月25日公示、4月 1日施行)。潜水艇隊を潜水隊に改め、潜水戦隊を置く
  • 駆逐隊潜水隊艇隊令を制定し、駆逐隊艇隊潜水艇艇条例を廃止(軍令海3号、3月25日公示、4月 1日施行)。潜水艇隊を潜水隊に改める
3月26日
  • 水路部条例を一部改正(勅令31号、3月27日公布、4月 1日施行)。編暦科を置き航海年表に関する職務をつかさどらせる
  • 海軍造兵廠令を制定し、海軍造兵廠条例を廃止(勅令32号、3月27日公布、4月 1日施行)。火薬部を削除する
  • 海軍火薬廠令を制定(勅令33号、3月27日公布、4月 1日施行)。神奈川県中郡平塚町に置き火薬および原料の製造や研究に従事させる。廠長・検査官・部長・部員・副部員・軍医長を置く。製造部・検査部・会計部を置き廠長は海軍大臣に隷属させる
  • 海軍技手養成所令を制定(勅令34号、3月27日公布、4月 1日施行)。横須賀海軍工廠に置き海軍職工に海軍技手に必要な学術技能を教授する。所長は工廠長に隷属させる
3月28日
  • 海軍技術本部令を一部改正(勅令41号、3月29日公布、4月 1日施行)。第二部から航空機を分割して第六部を新設
3月31日
4月 1日
5月 6日
  • 時局中臨時特設の海軍部隊に職員を置く件を一部改正(勅令73号、5月 8日公布、公布日施行)
5月 8日
  • 呉軍港の境域を改める(海軍省令10号、5月 8日公布)
5月16日
  • 海軍水雷学校令を一部改正(勅令207号、5月17日公布)。高等科学生の銓衡要件に通信長を加える
5月24日
5月28日
6月 1日
6月 2日
  • 海軍砲術学校令を一部改正(勅令220号、6月 3日公布、6月20日施行)。予備員教育の記述を修正
6月18日
  • 旧ドイツ潜水艦U46、U55、U125、UC90、UC99、UB125、UB143、横須賀に到着
6月23日
  • 艦船職員服務規程を制定し、軍艦職員勤務令を廃止(達41号)
6月27日
  • 海軍航空隊令を一部改正(軍令海6号、6月28日公示、7月 1日施行)。副長を置く。横須賀海軍航空隊に練習部を置き練習部長・練習部副官・教官・練習飛行機隊長を置く。学生を航空術学生・航空術機関学生に区分する
6月28日
  • パリ講和条約に調印
7月 9日
7月20日
  • 第二特務艦隊を当分のあいだ編成しないこととする
7月29日
  • 艦船職員服務規程を一部改正(達131号)
7月31日
8月 1日
8月 5日
8月 6日
8月 9日
  • 第一特務艦隊、第二特務艦隊、第三特務艦隊、遣支艦隊および特務艦隊を廃止
  • 第一遣外艦隊および第二遣外艦隊を編成
8月15日
8月19日
  • 朝鮮総督府官制を一部改正(勅令386号、8月20日公布、公布日施行)。総督の委任範囲内における陸海軍統率・朝鮮防備の責任を削る。総督府附武官および専属副官を廃止
  • 台湾総督府官制を一部改正(勅令387号、8月20日公布、公布日施行)。総督の委任範囲内における陸海軍統率を削る
  • 台湾総督府海軍幕僚条例を廃止(勅令388号、8月20日公布、公布日施行)
8月21日
  • 要港部条例を一部改正(軍令海7号、8月22日公示)。馬公要港部司令官に対する台湾総督の区処権を削除
9月 9日
  • 海軍人事部条例を一部改正(勅令420号、9月10日公布、公布日施行)
9月18日
9月20日
9月22日
  • 大正 4年勅令第216号海軍武官官階の件を一部改正(勅令427号、9月23日公布、公布日施行)。将校相当官の階級を改称。将校と機関将校をあわせて将校とし、それぞれ兵科将校・機関科将校と呼称
10月 2日
  • 海軍貯炭場設置の件を改正(達164号)。七尾を穴水に改める
10月16日
  • 海軍工廠条例を一部改正(勅令446号、10月18日公布、公布日施行)
10月28日
11月20日
11月24日
11月25日
12月 1日
12月10日
12月25日
12月27日
大正 7年 年表索引 大正 9年

艦艇リスト 年末時
類別等級艦艇名
艦艇軍艦戦艦敷島朝日三笠肥前香取鹿島薩摩安芸摂津扶桑山城伊勢日向
巡洋戦艦生駒伊吹鞍馬金剛比叡榛名霧島
巡洋艦一等浅間常磐八雲吾妻磐手出雲春日日進阿蘇
二等千歳津軽利根筑摩平戸矢矧須磨明石新高対馬天龍龍田
海防艦一等富士石見周防
二等沖島見島橋立千代田秋津洲満洲韓崎大和武蔵駒橋若宮
砲艦一等千早最上
二等宇治隅田伏見鳥羽嵯峨
駆逐艦一等海風山風浦風磯風浜風天津風時津風谷風江風
二等椿
三等不知火陽炎薄雲白雲朝潮村雨朝霧有明吹雪初霜神風弥生子日如月朝風夕暮若葉春風追風白露初雪時雨夕立白雪初春疾風三日月野分夕凪卯月水無月長月松風菊月浦波磯波綾波
潜水艦一等
二等第19第20潜水艦
三等第1第2第3第4第5第6第7第8第9第10第11第12第13第15第16第17潜水艦
水雷艇一等白鷹蒼鷹鴿雲雀
二等第67号第68号第70号第71号第72号第73号第74号第75号水雷艇
特務船運送船高崎労山青島膠州剣埼松江室戸野島洲埼野間志自岐
工作船関東
敷設船勝力

主要人事
1. 12.206. 17.258.2610.2811. 711. 811.2512. 112.12
天皇大正天皇
内閣総理大臣原 敬
海軍大臣大将 加藤 友三郎
海軍次官中将 栃内 曽次郎
海軍省軍務局長中将 井出 謙治
海軍省人事局長少将 谷口 尚真
海軍省艦政局長中将 岡田 啓介
海軍省機関局長機関中将 市川 清次郎
海軍省医務局長軍医総監 本多 忠夫軍医少将 鈴木 裕三9.23 海軍軍医中将
海軍省経理局長主計総監 志佐 勝9.23 海軍主計中将
海軍省法務局長主理 内田 重成
海軍教育本部長大将 村上 格一大将 有馬 良橘
海軍技術本部長中将 伊藤 乙次郎
1. 12.206. 17.258.2610.2811. 711. 811.2512. 112.12
海軍軍令部長大将 島村 速雄
海軍軍令部次長中将 竹下 勇
海軍軍令部第一班長少将 安保 清種
海軍軍令部第二班長少将 中里 重次
海軍軍令部第三班長少将 吉田 増次郎少将 田中 耕太郎
1. 12.206. 17.258.2610.2811. 711. 811.2512. 112.12
聯合艦隊司令長官大将 山下 源太郎6. 1 新編、10.28 解隊
第一艦隊司令長官大将 山下 源太郎大将 山屋 他人
第二艦隊司令長官中将 山屋 他人中将 博恭王11.25 海軍大将
第三艦隊司令長官中将 黒井 悌次郎中将 野間口 兼雄
横須賀鎮守府司令長官大将 名和 又八郎
呉鎮守府司令長官大将 加藤 定吉大将 村上 格一
佐世保鎮守府司令長官中将 財部 彪11.25 海軍大将
舞鶴鎮守府司令長官中将 野間口 兼雄中将 黒井 悌次郎
大湊要港部司令官中将 岩村 俊武中将 森山 慶三郎
鎮海要港部司令官中将 田所 広海中将 千坂 智次郎
馬公要港部司令官中将 山路 一善少将 中川 繁丑
旅順要港部司令官中将 松村 龍雄
1. 12.206. 17.258.2610.2811. 711. 811.2512. 112.12
元帥海軍大将 井上 良馨
海軍大将 東郷 平八郎
海軍大将 伊集院 五郎
軍事参議官大将 出羽 重遠
大将 吉松 茂太郎11.25 免職
大将 藤井 較一11.25 免職
大将 八代 六郎11.25 免職
大将 加藤 定吉12. 1 親補
大将 山下 源太郎12. 1 親補
大将 依仁親王
1. 12.206. 17.258.2610.2811. 711. 811.2512. 112.12
陸軍大臣陸中将 田中 義一
参謀総長陸大将 上原 勇作
元帥陸軍大将 山縣 有朋
陸軍大将 奥 保鞏
陸軍大将 長谷川 好道
陸軍大将 貞愛親王
陸軍大将 川村 景明
陸軍大将 寺内 正毅11. 7 薨去
陸軍大将 載仁親王12.12 元帥
軍事参議官陸大将 載仁親王12.12 元帥
陸大将 中村 覚2.20 免職
陸大将 大迫 尚道7.25 免職
陸大将 井口 省吾
陸大将 大谷 喜久蔵8.26 親補
陸大将 秋山 好古
陸大将 松川 敏胤
陸大将 仁田原 重行
陸大将 本郷 房太郎
陸中将 大庭 二郎11.25 親補
陸中将 邦彦王11.25 親補
陸中将 守正王11.25 親補
1. 12.206. 17.258.2610.2811. 711. 811.2512. 112.12
侍従武官長陸大将 内山 小二郎


系統図
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Copyright © Hiroshi Nishida (Misohito), 2004.