第二艦隊(だいにかんたい Second Fleet, 2F)
沿革
- 明治36(1903)年12月28日、新編。聯合艦隊に編入
- 明治38(1905)年12月20日、聯合艦隊を解散
- 明治41(1908)年10月 8日、臨時編成の聯合艦隊に編入(11月20日解散)
- 大正 3(1914)年、ドイツ租借地膠州湾攻略作戦に従事
- 大正 4(1915)年11月 1日、臨時編成の聯合艦隊に編入(12月13日解散)
- 大正 5(1916)年 9月 1日、臨時編成の聯合艦隊に編入(10月14日解散)
- 大正 6(1917)年10月 1日、臨時編成の聯合艦隊に編入(10月22日解散)
- 大正 7(1918)年 9月 1日、臨時編成の聯合艦隊に編入(10月15日解散)
- 大正 8(1919)年 6月 1日、臨時編成の聯合艦隊に編入(10月28日解散)
- 大正 9(1920)年 5月 1日、臨時編成の聯合艦隊に編入(10月31日解散)
- 大正10(1921)年 5月 1日、臨時編成の聯合艦隊に編入(10月31日解散)
- 大正10(1921)年12月 1日、当分のあいだ編成しないこととする
- 大正11(1922)年12月 1日、再度編成、新編の聯合艦隊に編入
- 昭和19(1944)年 3月 1日、聯合艦隊隷下に新編された第一機動艦隊に編入される
- 昭和19(1944)年11月15日、第一機動艦隊が解隊され聯合艦隊隷下に編入される
- 昭和20(1945)年 4月 7日、司令部壊滅
- 昭和20(1945)年 4月20日、解隊
主要人事
第二艦隊司令長官 Commander-in-Chief, Second Fleet
第二艦隊司令官 Commander, Second Fleet
代数 | 自 | 至 | 階級 | 氏名 | 期別 | 前職 | 後職 | 記事 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1906.11.22 | 1908. 5.15 | 海軍少将 | 寺垣 猪三 | 海兵6 | 横須賀鎮守府参謀長 | 舞鶴水雷団長 | ||
1911. 3.11 | 1911.12. 1 | 海軍少将 | 八代 六郎 | 海兵8 | 練習艦隊司令官 | 海軍大学校長 | ||
1913. 8.10 | 1913.11.15 | 海軍少将 | 鈴木 貫太郎 | 海兵14 | 舞鶴水雷隊司令官 | 舞鶴水雷隊司令官 | ||
1914. 8.18 | 1914.10. 1 | 海軍中将 | 栃内 曽次郎 | 海兵13 | 横須賀海軍工廠長 | 第1艦隊司令官 | ||
1914. 8.18 | 1914.12. 1 | 海軍少将 | 岡田 啓介 | 海兵15 | 佐世保工廠造兵部長 | 第一水雷戦隊司令官 | 1914.12. 1 改編 |
第二艦隊参謀長 Chief of Staff, Second Fleet
代数 | 発令日 | 階級 | 氏名 | 期別 | 前職 | 後職 | 記事 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1903.12.28 | 海軍大佐 | 加藤 友三郎 | 海兵7 | 海軍省軍務局局員 | 聯合艦隊参謀長 | 1904. 9. 1 海軍少将 |
2 | 1905. 1.12 | 海軍大佐 | 藤井 較一 | 海兵7 | 吾妻艦長 | 第1艦隊参謀長 | 1905.11. 2 海軍少将 |
3 | 1905.12.20 | 海軍大佐 | 山屋 他人 | 海兵12 | 第四艦隊参謀長 | 千歳艦長 | 1907. 1.14 欠員 |
4 | 1907. 9.28 | 海軍大佐 | 竹下 勇 | 海兵15 | 第2艦隊参謀 | 須磨艦長 | |
5 | 1907.12.17 | 海軍大佐 | 有馬 良橘 | 海兵12 | 磐手艦長 | 海軍砲術学校長 | |
6 | 1908.11.20 | 海軍大佐 | 松村 龍雄 | 海兵14 | 海軍省出仕 | 海軍大学校教官 | 1909. 2. 1 欠員 |
7 | 1909.12. 1 | 海軍大佐 | 高木 七太郎 | 海兵15 | 対馬艦長 | 常磐艦長 | |
8 | 1911. 1.16 | 海軍中佐 | 吉田 清風 | 海兵18 | 鞍馬副長 | 音羽艦長 | 代理 |
9 | 1911.12. 1 | 海軍大佐 | 安保 清種 | 海兵18 | 第2艦隊参謀 | 海軍軍令部出仕 | |
10 | 1912.12. 1 | 海軍大佐 | 吉田 清風 | 海兵18 | 音羽艦長 | 第2艦隊参謀長心得 | |
11 | 1914.12. 1 | 海軍大佐 | 吉田 清風 | 海兵18 | 第2艦隊参謀長 | 海軍軍令部第二班長 | 心得 |
12 | 1915. 2. 1 | 海軍大佐 | 加藤 寛治 | 海兵18 | 伊吹艦長 | 比叡艦長 | 心得 |
13 | 1915.12.13 | 海軍少将 | 永田 泰次郎 | 海兵15 | 摂津艦長 | 横須賀鎮守府参謀長 | |
14 | 1916.12. 1 | 海軍大佐 | 下村 延太郎 | 海兵18 | 鹿島艦長 | 海軍軍令部出仕 | |
15 | 1917. 9.15 | 海軍大佐 | 百武 三郎 | 海兵19 | 榛名艦長 | 佐世保鎮守府参謀長 | 1917.12. 1 海軍少将 |
16 | 1918.11.10 | 海軍大佐 | 中川 繁丑 | 海兵19 | 日向艦長 | 馬公要港部司令官 | 1918.12. 1 海軍少将 |
17 | 1919.12. 1 | 海軍少将 | 吉川 安平 | 海兵22 | 比叡艦長 | 水雷学校長 | |
18 | 1920.12. 1 | 海軍少将 | 松村 菊勇 | 海兵23 | 佐世保鎮守府附 | 教育本部第一部長 | 1921.12. 1 解隊 |
19 | 1922.12. 1 | 海軍大佐 | 中村 良三 | 海兵27 | 春日艦長 | 第一水雷戦隊司令官心得 | |
20 | 1923.11. 6 | 海軍大佐 | 安東 昌喬 | 海兵28 | 霧島艦長 | 海軍軍令部第二班長 | |
21 | 1924.12. 1 | 海軍大佐 | 島 祐吉 | 海兵29 | 日向艦長 | 佐世保鎮守府参謀長 | |
22 | 1925.12. 1 | 海軍少将 | 米内 光政 | 海兵29 | 陸奥艦長 | 海軍軍令部第三班長 | |
23 | 1926.12. 1 | 海軍少将 | 松山 茂 | 海兵30 | 舞鶴要港部参謀長 | 海軍軍令部第二班長 | |
24 | 1927.12. 1 | 海軍少将 | 寺島 健 | 海兵31 | 山城艦長 | 第1艦隊兼聯合艦隊参謀長 | |
25 | 1928.12.10 | 海軍少将 | 堀 悌吉 | 海兵32 | 陸奥艦長 | 海軍省軍務局長 | |
26 | 1929. 9. 6 | 海軍少将 | 塩沢 幸一 | 海兵32 | 第2艦隊司令部附 | 第1艦隊兼聯合艦隊参謀長 | |
27 | 1929.11.30 | 海軍少将 | 嶋田 繁太郎 | 海兵32 | 比叡艦長 | 第1艦隊兼聯合艦隊参謀長 | |
28 | 1930.12. 1 | 海軍少将 | 小槙 和輔 | 海兵33 | 山城艦長 | 海軍軍令部出仕 | |
29 | 1931.10.10 | 海軍大佐 | 中村 亀三郎 | 海兵33 | 長門艦長 | 海軍省教育局長 | 1931.12. 1 海軍少将 |
30 | 1933.11.15 | 海軍少将 | 有地 十五郎 | 海兵33 | 第一水雷戦隊司令官 | 水雷学校長 | |
31 | 1934.11.15 | 海軍少将 | 三木 太市 | 海兵35 | 金剛艦長 | 第二水雷戦隊司令官 | |
32 | 1935.11.15 | 海軍少将 | 水戸 春造 | 海兵36 | 呉鎮守府附 | 呉鎮守府附 | |
33 | 1936. 4. 1 | 海軍少将 | 新見 政一 | 海兵36 | 呉鎮守府参謀長 | 軍令部出仕 | |
34 | 1936.12. 1 | 海軍少将 | 三川 軍一 | 海兵38 | 霧島艦長 | 軍令部第二部長 | |
35 | 1937.11.15 | 海軍大佐 | 伊藤 整一 | 海兵39 | 榛名艦長 | 軍令部出仕 | 1937.12. 1 海軍少将 |
36 | 1938.11.15 | 海軍少将 | 高木 武雄 | 海兵39 | 陸奥艦長 | 軍令部出仕 | |
37 | 1939.11. 1 | 海軍大佐 | 鈴木 義尾 | 海兵40 | 第1艦隊司令部附 | 軍令部出仕 | 1939.11.15 海軍少将 |
38 | 1941. 8.30 | 海軍大佐 | 白石 万隆 | 海兵42 | 第2艦隊司令部附 | 軍令部出仕 | 1941.10.15 海軍少将 |
39 | 1943. 7. 2 | 海軍少将 | 小柳 富次 | 海兵42 | 第2艦隊司令部附 | 聯合艦隊司令部附 | |
40 | 1944.11.25 | 海軍少将 | 森下 信衛 | 海兵45 | 大和艦長 | 軍令部出仕 | 1945. 4.20 解隊 |
第二艦隊機関長 Chief Engineer, Second Fleet
代数 | 発令日 | 階級 | 氏名 | 期別 | 前職 | 後職 | 記事 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1916. 4. 1 | 海軍機関大佐 | 宮川 邦基 | 海機1 | 海軍大学校教官 | 呉海軍工廠造機部長 | ||
1916.12. 1 |
第二艦隊軍医長 Chief Surgeon, Second Fleet
代数 | 発令日 | 階級 | 氏名 | 期別 | 前職 | 後職 | 記事 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1925. 8.10 | 海軍軍医大佐 | 氏家 孝次郎 | 仙台医専 | 横須賀海軍工廠医務部長 | 海軍兵学校軍医長 | ||
1926. 5. 1 | |||||||
1934.11.15 | 海軍軍医中佐 | 鏑木 喜平 | 東京帝大(医) | 軍令部出仕 | 横須賀鎮守府附 | ||
1935.11.15 | |||||||
1936.12. 1 | 海軍軍医大佐 | 杉本 豊松 | 新潟医専 | 佐世保鎮守府附 | 佐世保海軍病院第二部長 | ||
1937.12. 1 | |||||||
1938.11. 1 | 海軍軍医大佐 | 今田 以武生 | 長崎医専 | 海軍燃料廠医務部長 | 海軍艦政本部出仕 | ||
1939.11.15 |
第二艦隊主計長 Chief Paymaster, Second Fleet
代数 | 発令日 | 階級 | 氏名 | 期別 | 前職 | 後職 | 記事 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1934.10.22 | 海軍主計中佐 | 横尾 石夫 | 海経2 | 海軍艦政本部出仕/海軍省軍需局局員 | 海軍艦政本部出仕 | 1934.11.15 海軍主計大佐 | |
1935.10.31 |
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