年表

明治 6（西暦1873／皇紀2533）年

1月19日

提督府を仮に海軍省内に設置

筑波、品川を出航し清国方面へ向け練習航海を行なう（海兵 2・3期生徒）。7月26日、品川帰着

春風丸、肇敏丸と改名

5月 8日

海軍大元帥および海軍元帥の階級を廃止

6月29日

機関司を廃止し、業務は主船寮で所管する

8月 8日

海兵部を新設し少将ないし少尉の階級をさだめる

8月 9日

海軍病院学舎を設置

8月 8日

海軍少尉試補を海軍少尉補に改称する

10月18日

武庫司所管の造兵所を、海軍省直属とする

海軍卿に親任：
勝安芳

12月 5日

横浜製鉄所を大蔵省に移管する

12月22日

武庫司に庶務・司砲・司銃・弾薬・算計の5課を置く

12月23日

第一利根丸、横須賀造船所で竣工

12月（日不明）

提督府に練習所を置く

艦艇リスト年末時

類別・等級	艦名・艦番号
軍艦	富士山、東、千代田形、龍驤、第一丁卯、第二丁卯、春日、日進、乾行、孟春、筑波、雲揚、鳳翔
運送船	観光丸、一番貯蓄船、大坂丸、肇敏丸、立象丸、快鳳丸、蒼龍丸、第一利根丸

	1. 1	6. 8	10.25
天皇	明治天皇
海軍卿	(欠)		勝安芳
海軍大輔	勝安芳		(欠)
中艦隊指揮官	少将伊東祐麿
	1. 1	6. 8	10.25
陸軍卿	(欠)	陸中将山縣有朋

系統図
年末時

天皇
- 太政官
  - 海軍省 - 海軍卿
    - 本省
      - 秘史局（事務課・記録課・文書課）
      - 軍務局（軍事課・規定課・人別課）
      - 会計局（出納課・調度課・倉庫課・営繕課）
    - 主船寮
      - 横須賀造船所
      - 石川島製造所
      - 修船所
      - 浦賀出張所
    - 水路寮
    - 海軍兵学寮
    - 軍医寮
      - 海軍病院学舎
    - 海軍水兵本部
      - 砲術生徒学舎
    - 武庫司（庶務課・司砲課・司銃課・弾薬課・算計課）
    - 裁判所
    - 海軍提督府
      - 大中小艦隊
      - 練習所
    - 造兵所
    - 兵庫海軍用所

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Copyright © Hiroshi Nishida (Misohito), 2004.