海軍造船総監

海軍造船総監（海軍造船總監かいぐんぞうせんそうかん Shipbuilder General Second grade CGEN）

兵科識別色は鳶色

沿革

明治29(1896)年 4月 1日、海軍造船総監を新設。勅任官二等。現役定限年齢は60年
明治32(1899)年 1月31日、海軍造船総監を勅任官二等および一等に改める
大正 2(1913)年 3月 1日、現役定限年齢を58年とする
大正 4(1915)年12月15日、海軍造機総監を新設
大正 8(1919)年 9月23日、海軍造船総監のうち勅任官二等たるものを海軍造船少将に改める

該当者一覧

代数	発令日	氏名	出身	期別	中将	生	没	記事
1	明治30(1897).12.28	佐双左仲	石川	英留学	明治37(1904). 2. 1	嘉永 5(1852). 4.15	明治38(1905).10. 9
2	明治31(1898). 5.16	赤峯伍作	熊本	英留学		弘化 4(1847). 2.10	大正13(1924). 6.25	大正 8(1919). 9.23 海軍造船少将
3	明治33(1900). 5.22	山口辰弥	東京	仏留学		安政 3(1856).12.23	昭和 2(1927). 4. 9	大正 8(1919). 9.23 海軍造船少将
4	明治34(1901). 7. 6	黒川勇熊	山口	仏留学		嘉永 5(1852). 9. 9	昭和 6(1931). 9.13	大正 8(1919). 9.23 海軍造船少将
5	明治37(1904). 9. 1	黒部広生	福岡			安政 4(1857).11.13	大正 2(1913). 4.22
6	明治39(1906).11.24	大木治吉	東京			安政 6(1859). 5. 4	大正11(1922).11.17	大正 8(1919). 9.23 海軍造船少将
7	明治40(1907). 3.13	福田馬之助	愛知	東大(工)	大正 2(1913).12. 1	安政 3(1856).10.24	昭和11(1936). 4.12
8	明治40(1907). 3.13	松尾鶴太郎	佐賀			元治元(1864). 8.23	昭和20(1945).	大正 4(1915). 4.30 失官
9	明治41(1908).12.10	小幡文三郎	石川	仏留学		文久 3(1863). 9.10	昭和32(1957).	大正 8(1919). 9.23 海軍造船少将
10	明治41(1908).12.10	近藤基樹	東京	東大(工)	大正 3(1914). 5.29	元治元(1864). 3.11	昭和 5(1930). 3. 8
11	明治41(1908).12.10	小山吉郎	新潟	東大(工)		安政 7(1860). 3. 1	昭和 4(1929). 2.25	大正 8(1919). 9.23 海軍造船少将
12	大正 2(1913).12. 1	浅岡満俊	愛媛		大正 7(1918).12. 1	文久元(1861).11.27	昭和11(1936). 8.26
13	大正 3(1914). 3. 1	高木太刀三郎	神奈川	英留学		安政 2(1855). 3.28	大正14(1925). 3.15	大正 8(1919). 9.23 海軍造船少将
14	大正 4(1915).12.13	白井頼吉	東京	東大(工)		明治 5(1872). 7.21	昭和18(1943). 6.11	大正 8(1919). 9.23 海軍造船少将
15	大正 4(1915).12.13	山田佐久	東京	東大(工)	大正 9(1920).12. 1	慶応 2(1866). 5.10	昭和15(1940). 2.12	大正 8(1919). 9.23 海軍造船少将
16	大正 5(1916).12. 1	山本開蔵	埼玉	東大(工)	大正10(1921).12. 1	慶応 4(1868). 2.15	昭和33(1958). 4.18	大正 8(1919). 9.23 海軍造船少将
17	大正 7(1918).12. 1	大久保立	東京	英留学	大正11(1922).12. 1	明治 4(1871). 4.22	昭和16(1941). 2. 4	大正 8(1919). 9.23 海軍造船少将

進級
海軍造船大監	海軍造船総監 1896. 4. 1 - 1899. 1.31	-
海軍造船大監	海軍造船総監 (高等官二等) 1899. 1.31 - 1919. 9.23	海軍造船総監 (高等官一等)
変遷
海軍機技総監	海軍造船総監 (高等官二等) 1896. 4. 1 - 1919. 9.23	海軍造船少将

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