明石型 工作艦


明石型工作艦 Akashi class repair ship

基本計画番号J2c。第二次海軍軍備簿銃計画(昭和9年度開始)で1隻が計画建造された工作艦。大東案戦争に従軍し戦没

主要目

排水量基準 9000t
長さ垂線間長 146.0m, 水線長 155.5m
全幅20.5m
喫水5.59m
機関2軸 三菱横浜マン式60型複動ディーゼル機関2基, 10,000bhp
速力19.2ノット
兵装12.7cm/40口径対空砲 連装1基2門, 25mm対空機銃 4門
乗員336 (別に工作部員432名)


艦一覧

計画 艦名 建造所 起工 進水 竣工 本籍 略歴 消息 記事
二(昭 9)明石Akashi佐世保工廠1937. 1.181938. 6.291939. 7.31 工作艦1944. 3.30 戦没 (航空攻撃)
1944. 5.10 除籍
パラオ
[07.30N/134.30E]


定員表

昭和13年6月29日制定

職名・官階または職階員数
特務艦長大佐1
副長中佐1
航海長兼分隊長少佐、大尉1
砲術長兼分隊長少佐、大尉1
通信長兼分隊長少佐、大尉1
運用長兼分隊長少佐、大尉1
乗組中少尉1
機関長機関中少佐1
分隊長機関少佐、機関大尉2
乗組機関中少尉1
軍医長兼分隊長軍医少佐、軍医大尉1
乗組軍医中少尉1
主計長兼分隊長主計少佐、主計大尉1
乗組主計中少尉1
乗組特務中少尉2
乗組機関特務中少尉2
兵曹長2
機関兵曹長2
主計兵曹長1
兵曹26
機関兵曹40
看護兵曹2
主計兵曹7
水兵101
機関兵75
看護兵4
主計兵20
士官15
特務士官4
准士官5
下士官75
200
総計299
  1. 機関科分隊長の中一人は機械部、一人は電機部の各指揮官に充つ
  2. 特務中少尉及兵曹長の中一人は掌砲長、一人は掌運用長、一人は掌航海長、一人は掌通信長に充つ
  3. 機関特務中少尉及機関兵曹長の中一人は掌機長、二人は機械長、一人は電機長に充つ
  4. 機関科分隊長の中一人は機関科特務大尉を以て充つることを得
  5. 本表定員の外必要に応じ工作部長機関大佐一人竝に工作部員として機関中佐、造船中佐一人、主計中少佐一人及兵科機関科造船科造機科造兵科の少佐、大尉十人(内三人は技師を以て充つることを得)竝に工作部附として技手(九人以内)及工員(四百十人以内)を置き状況に依り技手及工員に代ふるに特務士官、准士官、下士官又は兵を以て充つることを得
  6. 工作部を置かざるときは機関兵曹長(掌工作長)一人、機関兵曹三人及機関兵八人を置き軍医中少尉、主計中少尉、看護兵曹一人、主計兵曹五人、看護兵二人及主計兵十二人を置かず