五百島型 巡洋艦


五百島型巡洋艦 Ioshima class cruisers

中国海軍が2隻建造した巡洋艦。1隻目は日本の播磨造船に発注され、2隻目はその設計に基づき国内建造された。日中戦争初期に上海で損傷放棄、日本軍に捕獲される。復旧整備のうえ海防艦あるいは軽巡洋艦として運用されるがいずれも戦没

主要目

再就役時

排水量常備 2500t
長さ垂線間長 106.68m, 全長 109.73m
全幅11.89m
喫水3.96m
機関2軸 垂直三段膨張式レシプロ機関 3基, 艦本式水管罐 4基 (五百島 5基), 9500ihp
速力22.2ノット
装甲甲板 25mm, 砲塔 25mm
兵装12.7cm/40口径砲 連装1基単装1基3門 (五百島 連装3基6門), 25mm対空機銃 20門, 53cm魚雷発射管 連装2基4門
乗員340


艦一覧

計画 艦名 建造所 起工 進水 竣工 本籍 略歴 消息 記事
八十島Yasojima播磨造船所19301931.10. 11932. 7.31 中国 (平海 Ping Hai)1937. 9.23 損傷擱座
1937 捕獲
1944. 6.10 海防艦 (八十島)
同日 呉鎮守府籍
1944. 9.25 二等巡洋艦
1944.11.25 戦没 (航空攻撃)
1945. 1.10 除籍
ルソン西方
[15.40N/119.45E]
五百島Ioshima中 江南造船所 Kiangnan1931. 7. 91935. 9.291936. 6.18 中国 (寧海 Ning Hai)1937. 9.23 損傷擱座
1937 捕獲
1944. 6.28 海防艦 (五百島)
同日 呉鎮守府籍
1944. 9.19 戦没 (被雷)
1944.11.10 除籍
本州南方
(USS Shad SS-235)
[33.40N/138.18E]