利根型 二等巡洋艦


利根型二等巡洋艦 Tone class heavy cruisers

基本計画番号C38。第二次軍備補充計画(昭和9年度開始)で2隻が計画建造された巡洋艦。もともと考慮されていた武装の変更を建造中に実施し、甲巡洋艦として就役した。大東亜戦争で1隻は戦没、1隻が着底状態で残存

主要目

竣工時

排水量基準 11,215t, 公試 13,110t, 満載 15,200t
長さ垂線間長 189.10m, 水線長 198.00m, 全長 201.50m
全幅18.50m
喫水6.47m
機関4軸 艦本式減速タービン機関 4基, ロ号艦本式缶 8基, 152,000shp
速力35ノット
装甲水線帯 100mm(機関部), 125mm(弾薬庫), 甲板 30-60mm, 砲塔 25mm
兵装20.3cm/50口径砲 連装4基 8門, 12.7cm/40口径両用砲 連装4基 8門, 25mm対空機銃 12門, 61cm魚雷発射管 三連装4基 12門, 航空機 6
乗員850


艦一覧

計画 艦名 建造所 起工 進水 竣工 本籍 略歴 消息 記事
二(昭 9)利根Tone三菱 長崎1934.12. 11937.11.211938.11.20 二等巡洋艦舞鶴1945. 7.24 戦没 (航空攻撃)
1945.11.20 除籍
江田内
[34.14N/132.27E]
二(昭 9)筑摩Chikuma三菱 長崎1935.10. 11938. 3.191939. 5.20 二等巡洋艦舞鶴1944.10.25 戦没 (航空攻撃)
1945. 4.20 除籍
サマール沖
[11.22N/126.16E]