三十一（みそひと）について

みそひとってこんなヤツ
一応コンピューターで飯を食っている、東京近郊在住独身の三十男。小学校低学年のころ、父に「信濃」のプラモデルを買い与えられたのをきっかけに日本海軍にハマり、以来二十ン年。その後もいろいろいろいろ趣味を変遷したが、日本海軍が興味から外れたことはない。現在では、もっぱら海軍の人事と制度が関心の中心になっており、さほど多くはない給料とヒマのかなりの部分を研究（というほど大したものではないが）に費やしている。おかげで結婚はますます遠のく。


みそひとと日本海軍
とはいえ、三十一と日本海軍にはなんら接点は存在しない。親兄弟はおろか、親戚を見渡しても海軍と関係のあった人物は存在しない。つまり、完全な片思いなわけである。そんなに子どものころから海軍に興味があったのなら、なぜ海上自衛隊に入隊しなかったのかとよく聞かれるが、生来運動神経も持久力も不足していることを自覚しており、しかも小学校高学年から重度の近視となったため、早々にあきらめた。というより、初めから考慮外だった。というわけで、三十一は日本海軍に何の恨みも負い目もない。利害関係のまったくない立場で接することができるのは、考えようによっては幸いだったかもしれない。


みそひとの名前の由来
このページを開いてみているような人ならば、たいてい山本 五十六元帥の名前はご存じだろう。山本元帥は、明治17(1884)年 4月 4日、新潟県長岡で旧長岡藩士高野 貞吉の六男として生まれた。このとき、実父高野 貞吉氏は数えで５６歳だったという。そこで五十六（いそろく）とつけたというのだが、明治の人は安直な名前の付け方をしたものだ。いや、今が凝り過ぎなのかもしれない。三十一が今を去ること６年前、今は亡き（をひ）ＰＣ−ＶＡＮでパソコン通信なるものに首を突っ込んだときに、ハンドルにこまってつけた名前が三十一（みそひと）である。もちろん、三十一がこの世に生を受けた時の父の年齢に由来するものであるが、あとでよく考えてみたら実は三十二（みそふた）であるべきであったというオチがついた。仮にも工業大学を卒業した身であるのに、恥ずかしい話である。


みそひとの頭のナカミ
ここまで文章を読んでいただいた酔狂な方には、すでに三十一が相当の変わり者であることがわかっていただけたことと思う。ネットワークの世界ではこの程度の変わり者は掃いて捨てるほどいると言うものの、娑婆においては三十一は変わり者で通っている。しかも、それを自分で認めているのが始末が悪い。さらに言うならば、三十一は相当の天の邪鬼でもある。話題のドラマや流行曲などはけして見たり聞いたりはしない。したがって、職場の話題などにはついていけないし、カラオケでは一人我が道を行くことになる。


みそひとと海軍以外の趣味
自分でいうのはナンだが、三十一はけっこういろんな趣味をわたり歩いた。現在進行形のものもあり、過去形になったものもあるが、概観して三十一を知るよすがとしよう。どれもあまり一般的でないのが三十一らしい。

鉄道
主に中学校の間だけ、鉄道をかじった。汽車に乗って九州までいったりもしたが、主に文献と資料を読みふけった（そして結果として暗記してしまった）のは、海軍への接し方と同じだった。三つ子の魂百まで。高校生になったら、すっかり冷めてしまった。

宇宙開発
小学生高学年のころ、子ども向けの解説本を図書館で読みふけった。アポロ１１号の中継を見た記憶が無いのは人生で３本の指に入る痛恨事（当時満２歳）。いまだに宇宙開発関係の記事には心が躍るし、半ば本気で宇宙飛行士になりたいと思っている。

落語
母の影響で聞きはじめ、中学校の必修クラブは３年間ずっと落語クラブだった。「潜水亭沈没」という高座名を持っていることは最高機密（ここでバラしてしまったが）。文化祭で、全校生徒１５００人の前で「真田小僧」を演じたことあり。

コンピューター
今ではメシのたねになってしまっているが、そもそもは高校で当時まだ珍しかった「コンピューター部」に入部したのがきっかけ。そのころはかの名機ＭＺ−８０ＫやＰＣ−８００１が発売されたばかり。それが高じて職業になってしまっているが、仕事にしているのは大型汎用機なので、パソコンは幸いにも趣味の領域にとどまっている。

中国
中学のころ、たずねていった部活の顧問のアパートで横山光輝氏の「三国志」を発見したのがきっかけ。それからまもなく、原作の「吉川三国志」を一気に読み切ってしまった。以来中国の歴史書をかなりの量読み漁っている。「春秋」「史記」「漢書」「後漢書」「三国志」などの中国古典を、原書で入手するほどの凝りよう。

歴史
すでに日本海軍からして歴史上の存在なのだが、洋の東西を問わず歴史には常に興味がある。興味の中心となる地域や時代はその時期によってさまざまだが、今の興味は中世の東ヨーロッパ（またマニアックな）。

アニメ
中学生のころがまさに「ガンダム」をはじめとするアニメブーム。三十一は流行りものは嫌いだが、友人の影響で見始めた。むしろ就職して金に余裕ができてからの方が、懐かしのアニメのＬＤ−ＢＯＸを買ったりして力が入っている。

クラシック音楽
現在、海軍と並んでもっとも力の入っている分野。大学生のころからだから、一般的には始めた時期は遅い部類に入るかも知れないが、一応キャリア１０年になる。現在までに入手したＣＤは千枚を超えた。余談だが、クラシック聴きには素直でない性格の人間が多いように思う（もちろん、これは誉め言葉と解釈してほしい）。三十一がクラシックにハマった理由がわかったような気がする。

アメフト
本格的にハマったのは一昨年のシーズンから。体力の問題で海上自衛隊をあきらめた三十一はもちろんもっぱら見るだけ。昨年、世間がＮＢＡのストライキにやきもきしていた影で、三十一はＮＨＫのアメフト放送枠が増えたので、ひとり御満悦だった。


みそひとのＨＰ作成環境
自作機。以上（おい

三十一はいまどきＨＴＭＬタグをエディターを使ってひとつひとつ書いている。ツールを使えば楽にきれいなページができるのだろうが、そうはしないところが三十一らしい。いずれにせよ、普段からやたら凝りまくりで読み込みに時間のかかるだけのページに食傷しているので、自分のページを作るときにはできるだけ軽くしようと決心していた。その結果がこのページである。軽いかどうかはわからないが、凝っていないことだけは確かである（手間はかかっているが）。

参拾壱人いる！
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